2021年10月11日月曜日

令和 4 年度 SST 普及協会九州沖縄支部主催 オンライン SST 研修のお知らせ

皆様大変ご無沙汰しております。久しぶりに SST 普及協会九州沖縄支 部による SST 研修を企画致しました。

オンライン ZOOM 研修となります。
テーマは「オンライン SST を体験してみよう!」です。 コロナ禍が続く状況下において、ラインやメールなどを用いることが多くなり、

その中でコミュニケーションスキルが求められております。 どのような工夫が必要なのか情報共有しながらよりよい関係つくりをする工

夫について、オンライン SST を通して学ぶ場を提供できたらと考えています。 

先着100名様、無料でのウェビナー開催になります。 ふるってご参加ください。


認定講師:小山徹平先生 内容:講義+ロールプレイ(世話人参加)、質疑応答 

日時:11月14日(日)13〜15時(12 時 30 分より招待開始)

 対象:SST 会員及び非会員 参加者無料

先着100名様 申込み方法





2021年10月9日土曜日

  第25回SST普及協会 学術集会in山 

   主催:一般社団法人 SST普及協会       共催 SST普及協会中国支部

 大会長  山口大学大学院医学系研究科高次脳機能病態学講座教授   中川 伸

実行委員長 ストレスケア235/メンタルクリニックMatoba  的場文子

2021年 124日(土) ライブ配信

1214日〜2022年1月14日オンデマンド配信   

http://www.convention-w.jp/jasst25/                  

現在参加登録受付中です。上記、ホームページへご登録いただけると幸いです。

プログラム LIVE配信セッション

2021124()

大会長講演「精神疾患とその治療の多様性」      

中川 伸先生(山口大学大学院医学系研究科高次脳機能病態学講座 教授)                   『近年ICDが改訂され、精神疾患の診断、精神症状をどのようにカテゴリー化できるのか、が再注目されています。講演では診断基準には含まれない症状などをどのようにとらえ、治療・サポートするのかを現代的に考えてみたいと思います。』

教育講演1「対人関係療法」

安達 圭一郎先生(山口大学大学院医学系研究科保健学専攻)                                『対人関係療法(IPT)は,国際的なガイドラインでもうつ病等に対する有効な治療法として位置づけられるなど,認知行動療法と双璧をなす期間限定精神療法として知られています。当日はIPTの治療プロセス等についてお話しします。』

教育講演2IPSの実践と効果 〜精神障害者の『働きたい』の実現のために〜」
林 輝男先生(社会医療法人清和会西川病院 副院長)                                         IPSは、従来の集団通所訓練型の就労支援と異なり、希望すれば誰にでも直ちに個別で就職援助を行い、一般企業に就職後も支援を継続することで、本当の職場でsocial skillを獲得し、リカバリーを図るアプローチである。IPSは一般就労率を飛躍的に向上させる。 』

特別講演「行動療法による「ケア力」を養って対人援助をアップデートしよう」   

竹田 伸也先生(鳥取大学大学院医学系研究科臨床心理学専攻 准教授)

『相手の行動の原因がうまく理解できないのは、行動の原因をとらえるレンズが合っていないからです。相手の行動を理解し、相手を支援する際に有益なヒントを届けてくれるレンズ。そんなレンズの話をしてみたいと思います。』 

シンポジウム 「就労支援の実際(仮題)」

  司会              倉知 延章先生(九州産業大学大学院人間科学部臨床心理学科)

  シンポジスト     植田 俊幸先生(鳥取県立厚生病院・精神保健福祉センター 医長)
有田 信二郎氏(リベルタス興産 前社長/宇部市社会福祉協議会 会長)
山本  悟氏(社会福祉法人山家連福祉事業会就労継続B型事業所ふれんず 管理者)
岡崎 氏(株式会社ファーストリテイリング)

 オンデマンド配信セッション  ※1214日から公開いたします

副会長講演「e-SSTの実際」
池淵 恵美先生(帝京平成大学大学院臨床心理学研究科 教授)

『医学の発展に合わせてSSTも進化しています。皆の意欲や価値観を大切にする。だからじっくり皆の生活の話をしながら、学ぼうと思えるスキル、それも自分の生き方が裏打ちされているようなスキルを探します。そんなe-SSTをご紹介します。』

教育講演3   西園 昌久先生(一般社団法人SST普及協会 名誉会長/福岡大学 名誉教授)

   自主企画「SSTを学ぶ、誰でも、どこまでも」(医師層対策委員会企画)

「原点回帰」という言葉に触れ、私たちがSSTに出会い、SSTを学び、そして日々の業務に役立て続けているのか、改めて振り返ることにしました。この企画は二部で構成されています。
一部では、SSTを学んだことで事例への関わり方を工夫でき、SSTの効果を実感できた経験を、医師会員が報告します。報告して下さる方々は、高木友徳先生(ともメンタルクリニック)、須藤友博先生(群馬県立精神医療センター)、小山裕子先生(筥松病院)、的場文子先生(メンタルクリニックMatoba)です。
 二部では、SSTを学び続け、業務に活かすことで、事例への関わり方がどう変わるのか、事例の発表者どうしで話し合いを行います。 司会は天笠 崇先生(静岡社会健康医学大学院大学/代々木病院)と浅見隆康(群馬大学健康支援総合センター)が務めます。 私たちSST関係者は、SSTに参加し、学び、そして変わっていく事例の様子から治療関係の、あるいは関わり方の糸口を見つけることができ、その糸口を下に、事例が回復していく姿を目の当たりにいたしました。その原点が私たちをここまで走り続けさせた原動力でした。 時に原点を振り返り、SSTの電車に乗って走り続けましょう。そしてこれからSSTを学ぼうとしているみなさん、SSTをご自身の業務や日常生活に役立ててみませんか。当事者や家族のリカバリーを促進していくために医師の力が必要です。SSTを学び、実践する医師の力が必要です。私たちの仲間になってください。